最近よく聞く排ガス規制のEURO4ってなに?
生産中止のバイクが増えてるのご存知ですか?
各バイクメーカーのラインナップみても生産中止になったり、カタログ落ちの車両が沢山あってバイク屋さんでも売るバイクが無いって嘆いてらっしゃるようです…
これはメーカー側も大変な痛手です。
この生産中止の拝啓にはEURO4と言う欧州での排ガス基準の厳しすぎる規格が存在します。
このEURO4とは、2016以降で発売される新型車(継続生産であれば2017から)に適用される規格で、この規格をクリアしていないと市場で販売できません。
簡単にいうとバイクから出される「排気ガスをもう少し綺麗にしなさい」と言う規格になります。
詳しくは割愛しますがOBD(オンボードダイアグノシス)の導入により、システムの断線検知等、コールドスタート時の排気ガス中の一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)、アイドリング時の一酸化炭素(CO)の基準が今の基準より厳しくなっています。 さらに2020年以降はもっと厳しいEURO5が始まります…
※引用元はこちら
環境に優しい世の中には賛同しますが、個人的にちょっとやりすぎな感じはしますね。バイクの絶対数は少ないうえにバイクが起こす環境破壊はたかが知れていますから。
現状、このEURO4の基準をクリア出来ない車両はカタログから消えて言ってしまっています。新車で買えるバイクが少なくなってるという事です。(※人気車種の場合は新しい基準をクリアさせて継続販売するでしょう。)
さらなるEURO5とは
ちなみに2020には更に上のEURO5が導入されます。
排ガスの基準は更に厳しくなり、車のOBDと同じく排ガス値に基づく診断、システム故障診断 排ガス循環装置の診断が導入されます。
OBDによる診断は整備に携わる方には朗報かもしれません。
現在の車はOBD2、又はさかのぼるとOBDを以前より導入しています。
バイクの場合、今までは各メーカーで通信プロトコルやカプラーの形状が違っていたのをOBD導入により共有化出来るのがメリットです。
OBD2とは