【バイク売却実践編】どこが一番高く売れるのか実際に試してみた。

エンジンの冷却方法 空冷・水冷・油冷

バイクのエンジンはガソリンの爆発力を利用して動いている訳で、そこにはものすごい熱が発生する。もちろんそのまま放っておくとエンジンがオーバーヒートしてしまう為、いろんな冷却方法を用いてエンジンの冷却しています。

🌟3種類の冷却方法

空冷エンジン

空冷エンジンとはエンジンの冷却を空気(風)のみで行っているシンプルなエンジンです。
エンジン表面に大きな冷却フィンを設け、多きく風が当たります。しかも風が通りぬけるようになっていて同時に表面積を大きくしている事で放熱効果も上げています

とてもシンプルな構造の為、コストが安く昔から多くのバイクに採用された冷却方式です。
ただし風があたる事が前提の冷却方式なので渋滞などにはまってしまうと熱がこもってオーバーヒートを起こしてしまう可能性もあります。 この様に安定して冷やすことが出来ないので、エンジンを冷やす役目も行っているエンジンオイルの種類にも拘った方がいいかも知れません。
エンジンの冷却はエンジンの燃焼工程にも大きく係わってきます。
その為空冷エンジン車は排ガスの規制への対応が難しく、今後益々厳しくなるEURO4などを踏まえて空冷エンジンの車両は無くなっていくかもしれません。

排ガス規制 EURO4

 

☑メリット
構造がシンプルなのでコストを抑える事が出来る為、比較的価格は抑えめ、尚且つ部品点数も少ないのでメンテナンスも容易です。
見た目もメカメカしいエンジンなのでカッコイイですね。こだわりを持って空冷のエンジン乗る人も多いです。

☑メリット
走行状態に応じて冷却効率が変わるので燃費などにもバラつきが発生する事も、夏場の渋滞などで熱ダレやオーバーヒートの心配が付きまといます。オイル管理も重要です。今度排ガス規制の問題で新車で買うことが出来なくなる可能性があります。

水冷エンジン

水冷エンジンとはその名の通り、水を使ってエンジンを冷却するシステムです。
水冷エンジンのエンジンブロックには水を通す水路が設けてあり、そこの水を流すことでエンジンが冷却されます。エンジンで熱せられた冷却水はエンジン前面に設けられたラジエターに送られ、ラジエターで冷やされた冷却水は再度エンジンを冷却するためにエンジンに送られます。安定した冷却を行うことが出来るので昨今のバイクは原付きでも水冷式を採用しています。

☑メリット
水冷エンジンは比較して冷却効率が高い為、温度によるエンジン性能のバラつきを抑制し安定した性能保つことが出来ます。オーバーヒートや熱ダレが起きにくく、冷却水がエンジンのノイズを吸収するので、空冷エンジンと比較して遮音性にも優れています。

☑デメリット
水循環のシステムを作るため、エンジン構造が複雑になることと、パーツが多くなるためエンジン重量が重くなり、コストも高くなります。

油冷エンジン

油冷エンジンとはエンジンの潤滑に使用しているエンジンオイルを冷却に使用しているエンジンです。 オイルをエンジンの潤滑以外の冷却にも使用するためオイル使用料が他のエンジンに比べて多めです。 エンジンのヘッド部分にオイル溜めを設け、専用の冷却用のオイルポンプから噴射されたオイルがシリンダーヘッドやピストンの裏から冷却します。
熱せられたオイルはエンジンの前に取り付けられた専用のオイルクーラーを通り、冷却されたオイルは再度エンジンの冷却の為に送られます。

☑メリット
油冷エンジンも基本構造は空冷のエンジンなので水冷エンジンのように複雑な機構ではありません。比較的コンパクトに設計されています。冷却性能は空冷<油冷<水冷です。

☑デメリット
オイル使用料が多いのでオイル代が掛かってしまいます。水冷ほどに安定した冷却は見込めないので昨今の排ガス規制に対応できないため絶滅危惧種となっています。