原付の廃車に必要な書類の再発行手順を解説
まずは原付の廃車に必要な物の確認
●ナンバープレート
●身分証明証(免許証、パスポート)
●印鑑
※1.赤枠で包んであるところに記載してある各市区町村役場で申請します。
標識交付証明書の再発行
そもそも標識交付証明書とはナンバープレートを取得した時に、ナンバープレートと同時に渡される証明書です。車で言う車検証のようなものになります。
標識交付証明書の再発行はとても簡単で、ナンバープレートを取得した時と同じ市区町村役場の市民税課で申請を行います。
手続きに必要なものは身分証明書(免許所等)と印鑑ですね。窓口が空いていれば数分で発行してくれます。
※名義人以外の人が代理で行う際は別途委任状が必要です。
ナンバープレートの再発行
ナンバープレートを紛失する事は自体あまりないと思うのですが、紛失する原因としてしいて挙げるなら走行中にボルト(ねじ)が緩んでしまって落下したり、ナンバー盗難にあう事が考えられます。
ナンバーを盗難されるという事は、何かしら犯罪に使用される事を意味しますし、落下して紛失したとしても拾った人が悪用する可能性も考えられます。
原付を管轄している市区町村役場では、ナンバープレートを再交付する際に必要な申請書に、「紛失・盗難」にあった事を警察に届け出た日付を記入する項目がありますので、再申請の前に警察へ届け出が必要です。
実際に警察に届け出なくても申請は出来ますが、届け出を出さないまま紛失したナンバーが悪用された場合は、余計なトラブルに巻き込まれてしまう(容疑をかけられる)可能性が大なので、ナンバープレートを紛失・盗難にあった場合は速やかに警察へ届け出ましょう。
あとナンバープレートを再発行するには費用(数百円)がかかりますが、盗難の場合は事前に警察に届けていれば費用が掛かりません。(各都道府県で事なる場合がございます)
① 標識交付証明書と
② 身分証明書(免許所等)と
③ 印鑑
この3つになります。
ナンバーを紛失した場合は、一度廃車扱いにして再度ナンバーを取得する流れになります。
窓口で担当者にナンバープレートを「紛失・盗難」した事を伝え、窓口で手に入る「廃車申請書」と「標識交付申請書」を記入し申請して下さい。処理が完了すると新しいナンバーは発行されます。
廃車証明の再発行
この「廃車証明書」は、原付を売ったり譲ったりした後に、新しい所有者が登録(ナンバープレートを取得)するために必要な書類になります。
この証明書がないと新しい所有者は登録ができないのでとても大事な書類になります。
廃車にした時に申請した同じ役所の窓口で申請が可能です。窓口で紛失したことを伝えると、「廃車証明再発行申請書」なるものをくれるので必要事項を記入して申請して下さい。
そのほかに用意する物は「身分証明書」と「印鑑」になります。
まとめ
原付の書類関係は全て市区町村役場が管轄なので書類紛失の再発行も全て同じ役所で行えます。唯一自賠責保険の証書は保険会社に申請しなければなりません。
基本的に再発行の申請書類は役所で手に入るので、他の必要な物は身分証明書と印鑑になります。
場合によって用意するものが各自治体で変わる場合もあるかもしれないので二度手間を省くためには事前に納税課の窓口に問い合わせた方がいいかもしれません。