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自賠責は解約する事で掛け金を月割りで返金する事が可能です。
原付で公道を走る為に義務付けられている自賠責保険は、任意保険と違って乗り手(運転手)に保険を掛けるのではなく、車両(原付)側に保険を掛けるシステムです。
自賠責保険料は原付を廃車等の理由で乗らなくなった場合は、残りの期間の保険料を月単位で払い戻すことが可能です。
保険証明書を見れば保険の有効期間が確認できるよ。
保険証書で自賠責保険の期間を見て見よう
保険証明書の保険期間の項目に、契約日と満期日が記載されています。

※自賠責保険料サンプル
12ヶ月契約 | 7500円 |
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24ヶ月契約 | 9950円 |
36ヶ月契約 | 12340円 |
48ヶ月契約 | 14690円 |
60ヶ月契約 | 16990円 |
自賠責の返金額はいくらになる?
※返却例
12ヶ月契約,7,500円を残り半年で解約する場合
7,500円÷12ヶ月=625円×半年(6ヶ月)=3750円が返却
60ヶ月契約,16,990円を残り2年で解約する場合
16,990円÷60ヶ月=283円×2年(24ヶ月)=6792円が返却
自賠責の途中解約の手続きは、加入してる保険会社の窓口で手続きが必要
自賠責保険の解約には実際に加入してる保険会社の窓口での手続きが必要になります。
※セブンイレブンで自賠責に加入した場合は三井住友海上保険の店舗窓口
お近くの保険会社の店舗は自賠責保険証明書に記載してあるフリーダイヤルで確認する事が可能です。
自賠責保険の解約に必要なもの
自賠責の解約には下記の物が必要です。
(1)自賠責保険証明書
(2)廃車(売却、譲渡)したことを証明する書類(廃車証明書)
(3)ナンバーに貼ってあるステッカー(必要に応じて)
(4)免許証などの身分証明書
(5)印鑑
(6)保険料の返金先の口座情報がわかるもの(通帳等)
解約の申し込みが完了したら指定した銀行口座に、翌月(保険会社の指定日)に振り込み手数料を差し引いた金額が振り込まれます。
まとめ
自賠責保険の解約は手続きが面倒なわりに、返金額が大したことがありません。(もともと掛け金が安いので)
バイクを廃車にした場合は保険も解約しないと保険料がもったいないですが、自賠責保険は車両本体に掛ける保険なので売った後も保険の効果は継続します。もし売った相手が知人や友人などの場合にはサービスとしてそのまま付けてあげてもよいでしょう。
但し自賠責保険証には住所氏名などの個人情報も含まれるので個人売買やヤフオクなどで他人に売った場合は解約する事をお勧めします。