【バイク売却実践編】どこが一番高く売れるのか実際に試してみた。

ヤフオクにバイクを出品する【実践編】

こーじくん
ヤフオクでバイク売ると普通に売るより高く売れると聞いたんだけど本当?
整備士くん
確かに一番高く売れる、間違いない!

ただしヤフオクは出品までと出品後の引き渡しまでが面倒なのと、個人売買になるので落札者とのやり取りの中でトラブルが発生した場合は自分で対処する必要があるんだ。

こーじくん
なんか面倒くさそうだね… 落札者が変なクレーマーだったら嫌だな…
整備士くん
確かに面倒だけど高く売れるのは事実。 それと出品時のポイントを押さえておけばトラブルは未然に防げるよ。
こーじくん
それを教えてくれ!

手間はかかるがバイクを一番高く売るにはやっぱりヤフオク

などのネットオークションは中間業者が間に入らないユーザーからユーザーへの直接販売なので、中間マージンを必要としない分お店に売るより明らかに高額でバイクを売る事が可能です。(もちろん買う方も安く買えます。

しかしながら高く売れる分それだけ出品に掛かる手間もかかりますし、落札後の手配や、ちょっとした取引間のトラブルが起きても自分で解決しなければいけないリスクも伴います。

世の中には残念ながら変わったクレーマーが一定数います。 そのようなクレーマーからのトラブルを未然に防ぐ為に、出品時には一定の条件を設けたり、取引内容や車両の詳細などを全て事細かく記載したり、出品中又は落札後に入札者からの無駄な質問やトラブルが来ないようにすることが大切です。

このページではヤフオクへのバイクの出品方法や、トラブルを未然に防ぐ為の説明文の書き方などを具体的に解説していきます。

ヤフオクにバイクを出品する際に掛かる費用は2442円

ヤフオクにバイクを出品する際に必要な費用は大きく分けて2に分類されます。

出品費用の内訳
① Yahoo!プレミアム会員費 498円(税込)

② 落札システム利用料 1,944円(税込)(落札された場合のみ必要)

=合計2440円

①Yahoo!プレミアム会員費とは

Yahoo!プレミアム会員は、ヤフオクで出品する際に必ず登録する必要があり、
月額498円(税込)が掛かります。

②落札システム利用料

落札システム利用料とは落札された時のみに発生する費用で、通常出品では一律料金なのですが自動車やバイクなどに限っては特別料金が適用されます。

バイクの場合は=
自動車、オートバイ➡オートバイ➡オートバイ車体 1,944円 (税込)

合計費用

① Yahoo!プレミアム会員費 498円 (税込)

② 落札システム利用料1,944円 (税込)

この合計費用の2442円(税込)で、バイクをヤフオクに出品することができます。

こーじくん
そこそこ手数料取られるね…
整備士くん
バイクとかになると単価も大きいから手数料も少し高いね。

 

この金額以外にも出品物を目立たせる為の装飾や文字、アイコンなどの有料オプションもありますが基本的に必要ありません。 ヤフオクでバイクを探す人は基本的にピンポイントで商品を探してる方が多いのでオプションを使って目立たせる必要は特に無いと思います。

ヤフオク!ヘルプ-出品者にかかる利用料

状況に応じて必要な費用

出品取消(キャンセル)システム利用料(状況によって必要)

1出品あたり 540円(税込)

何かしらの理由があって出品をキャンセルした場合は出品取り消し手数料として540円が掛かってしまします。

出品取消システム料が掛かる事例
➡入札者がいる
➡入札者がいたが入札を取り消した
➡最低落札価格に達する入札ではないが、入札がある(最低落札価格オプションを設定していた場合)
※誰も入札者がいないオークションを取り消す場合は、出品取消(キャンセル)システム利用料はかかりません。

ヤフオクへの出品手順を解説

🌟ここからの内容はヤフオクの利用経験(出品)が有る方向けに書いてあります。ヤフオクでの出品経験が無い方には敷居が若干高くなります。 比較的分かり易く解説していますが難しいと感じた方は、別途『バイクが相場より高く売れるシンプルな方法を解説』を参照して下さい。

 

オークション出品

まずはヤフオクにログインして「オークション出品」を選択します。


こーじくん
まずはここからだね

出品カテゴリーリストを選択

出品カテゴリーリストではオートバイ➡オートバイ車体➡バイクメーカー➡排気量を選択して下さい。

こーじくん
カテゴリーの中に中古車、新車って項目あるけどそこから出品するんじゃないの?
整備士くん
中古車、新車を選ぶと落札システム利用料が高くなるからダメ、
必ずリストではオートバイ➡オートバイ車体➡バイクメーカー➡排気量を選択しよう。

※注意:バイクを出品するときは(中古車・新車)ではなくオートバイからバイクメーカーを選ぶ事

■料金体系が異なるカテゴリ(特定カテゴリ)

タイトル

タイトルはなるべくわかりやすく記載して下さい。一般的にバイクの車種名や年式、バイクの型式、車両状態(走行距離など)などを記入しましょう。 タイトルの文字制限は65文字ですが、長々と文字制限いっぱいに記載するよりも必要な事柄を簡潔に記載する方が見る方は見やすいです。

説明

説明の項目は一番重要な部分となります。 車両の状態や、支払い方法、配送方法など取引の係わる情報の全てをなるべく事細かく記載するようにして下さい。 後からの問い合わせや、落札後のトラブルを避ける為にも自分が入札者側だったら聞くであろう事は全て記載して下さい。

ヤフオクの本文を入力する時には2つの選択方式があり、通常入力とHTMLの入力方法があります。

通常入力
HTMLタグ入力

通常入力とは普通のWordみたいな感じで、文字の大きさや書体や色などを選べます。特に綺麗な装飾は出来ませんが単純に伝えたい事を記入する分には充分な入力方法です。

HTMLタグ入力とはもともとweb言語のひとつで、HPなどを作成するときに用いる言語になります。専門的な知識が必要ですが活用するとページをとてもきれい装飾する事も可能です。

HTMLを使ったサンプル

上記のサンプルのHTMLをWordで書きだしています。必要に応じてコピペしてご利用下さい。サンプルのHTML※Wordで開きます

整備士くん
特にHTMLタグ入力にこだわる必要はありません。 伝えたい事や必要事項を記入するだけなら通常入力でも問題ないですし、落札料金にも影響しません

販売形式、価格設定、個数、開催期間

・販売形式
販売形式はオークション形式で出品を選択して下さい。

・価格設定
価格設定は開始価格と即決価格を設定できます。「開始価格」は売りたい金額の最低価格を入力して下さい。 「即決価格」はこの金額なら即時売っていいと思う金額を入力して下さい。※オークション終了まで入札を競ってもらいたい場合は「即決価格」設定は必要ありません。

・個数
通常は1個です。

・開催期間
開催期間は通常3日~4日程度が一般的です。 終了時間帯は夜の10時位がベストですね、夜の10時であれば入札者も家に帰って食事と風呂も済ませ一息ついてる時間なので
より多くの方が入札で競ってくれるベストの時間帯です。

決済方法、発送元の地域、送料負担

・決済方法
決済方法はYahoo!かんたん決済か現金手渡しを進めています。

Yahoo!かんたん決済は受け取り口座を事前に登録しておくことで落札者に自分の口座を知らせる事無く受け取る事が可能です。 落札者もクレジットカードやネットバンクで支払う事が可能になるので出品者、落札者共にメリットがあります。

整備士くん
Yahoo!かんたん決済は便利だね!

ちなみに私の場合は落札されたバイクの引き渡しを引き取りに来てくれる方のみに限定していたのでバイクを渡す時に現金で受け取っていました。

・発送元の地域
発送元の地域はバイクが置いてある場所の都道府県を入力します。※都道府県以降の住所は任意で結構です。

・送料負担
送料負担は基本落札者側にしてもらいます。

配送方法

バイクは他の一般的な出品物と違い宅急便で送れません。

バイク専用の配送業者もありますが手続きが面倒です。 特にナンバープレートが無いバイクだと集荷場まで持ち込むのもままなりません。

その為私は引き取りに来てくれる方限定で出品していました。

※配送方法をその他にして「引き取りに来てくれる方のみ」と記入

落札者が引き取りに来てくれると無駄な手続きも省け、落札代金の受け渡しも同時に行えます。 極端なコミュ症でもなければ無駄な手間を省くためにも商品手渡し、現金手渡しはお勧めです。

たまに配送手配を落札者が全てやるので対応してほしいと質問が来る時もあります。 配送手続きを落札者側が全て手配してくれるのであればその指示に従うだけなのでそれほど手間はかかりませんので場合によっては対応しても良いでしょう。

オークションは高く売れますが作業や処理が面倒です。 面倒な分少しでも楽を出来るような取引方法を選びましょう。

発送までの日数(任意)、商品の状態、返品の可否、出品者情報

・発送までの日数
発送までの日数は、落札者が支払い手続きを終えた後に何日後に商品を発送出来るかの項目です。 商品手渡し、現金手渡しの場合は1~2日で発送を選んで大丈夫です。 その他御自身の配送方法次第で選択して下さい

・商品の状態
商品の状態は基本的の中古でしょう

・返品の可否
返品の可否については返品不可を選んでください。※備考欄にはノークレームノーリターンで現状優先と記載しておきましょう。

・出品者情報
出品者情報はヤフオクに登録した内容と違う場合にのみ編集して下さい。

画像のアップロード

画像はとても重要です!

整備士くん
見た目はとても大事。なるべく綺麗に撮りましょう。
プロが撮る様に撮影する必要は有りませんが出来る限り綺麗に撮る事は必要です。一眼レフのカメラなんて必要無くスマホのカメラで必要十分です。

基本は10枚まで掲載できますのでアングルは横、後、斜め前、斜め後、左右、エンジン、足回り、ブレーキ関係、スプロケット、ガソリンタンクなど写真を10枚を撮影しましょう。屋内より外で撮影したほうがナチュラルに写るのでお勧めなのですが光(太陽光)のあたり具合は気にする必要が有ります。なるべく日が高い昼過ぎ位が適切で、太陽光が直接当たらないようにして明るい日陰で撮った方が自然に見やすく写ります。

但し屋内にスペースが確保できて十分な光が用意できる屋内であればそこがベストな撮影場所です。

掲載写真サンプル

本来10枚しか写真は掲載できませんが細かく各個所を見せたい場合は少し高等技術ですが投稿の際にHTMLタグを割り込ませて説明文に写真を割り込ませる事も出来ます。

但し、HTMLなどは専門的な技術なのでYahooボックスなどを利用して他の写真をアップする方法をお勧めします。

オプション設定

・入札者評価制限
評価が悪い人を入札出来ないように設定できます。 トラブル因子を省くためにも「非常に悪い・悪い評価の割合で制限」にチェックを入れましょう。

・入札者認証制限
本人確認が取れていない利用者が入札出来ないようにチェックマークを入れておきましょう。

・自動延長
オークション終了前5分に入札があった場合に自動でオークションを延長します。終了間際が一番金額の跳ね上がる瞬間なのでこれは必ず延長するように設定しましょう。

・早期終了
オークション終了に設定した日より前に強制的に終了させる事が出来ます。これは有りにチェック入れておいた方がよいでしょう。

・自動再出品
もし入札されなかった場合は自動で再出品を行います。最大で3回まで可能なので迷わず3回に設定しましょう。 自動値下げは必要無いのでチェックしないでください。

・出品者情報開示前チェック
特にチェックを入れる必要は有りません。

・最低落札価格
バイクの出品の際は入力不可です。

PRオプション

PRオプションはオークションを目立たせる為の有料オプションですがこれは利用してもしなくてもあまり変わらないと思いますので私は使用していません。

ヤフオクに出品する際の注意点(先手を打ってトラブルを避ける!)

出品に際してトラブルにならないよう色々と注意する部分がありますので、私がバイクをヤフオクに出品した際に注意するべき5つのポイントをご紹介します。

5つのポイント

・現状は細かく記載しましょう。
・その他、不明確なものは現状優先と記載しましょう。
・バイクの配送など
・落札後に記載内容以外の要求をされる場合。

 

現状は細かく記載しましょう

整備士くん
あとあと質問が来ないようになるべく詳細に記載しましょう。
説明文には事細かく車両の事や、配送、支払い、対応出来る事、出来ない事は全て詳しく記載しましょう。

では何故事細かく記載が必要なのかと言うと、記載内容が少ないと後々の質問で問い合わせが多くなり逐一対応するのが面倒だからです。

自分が入札する立場で考えて、自分だったらこれは質問するであろうと思う事は全て説明文に記載しました。

これをする事で入札側からの質問はほとんど無く、出品日から落札日までほぼノータッチで入札の状況を見ているだけで済みます。

たまに説明文に詳しく記載してあるにも関わらず、記載してある事を質問してくる不思議な人もいますが、そんな人は落札されても何かしらトラブルの元なので落札されぬよう基本対応しません。逆に変な人に落札されないようにふるいのかけるつもりでいいでしょう。

その他、不明確なものは現状優先と記載しましょう

整備士くん
現状優先のノークレーム、ノーリターンが基本。
こまかいキズなどで写真に写っていない部分や、どんなに細かく説明では書いたつもりでも言葉足らずなところは出てくると思います。

落札後にトラブルが起きないよう必ず説明文の中には現状優先(現車)と明記しておきましょう。

例分

説明文に記載してる内容で、自分の主観では問題ないと思っていても他に方には問題と写る場合もありますので、気になるようでしたらトラブルを避ける為にも一度実車を確認して頂くか、確認が出来ない場合は現状優先とさせていただきます。ご理解頂いた方のみ入札をして下さい。その他製品の特性上ノークレーム、ノーリターンでお願致します。

売り手側としてあまり下手に出る必要はありません、ある程度入札条件を厳しく制限したほうがまともな入札者に巡り合えます。 お客様は神様ではありません。これは通常のサービス業にも当てはまります。

バイクの配送など

整備士くん
配送はなるべく落札者に手配してもらおう。
配送に関しては自分が何処まで対応出来るか明確に説明しておきましょう。

バイクは宅急便と違って簡単に送れない為、遠方などで落札された場合はバイク専用の配送のBASなどを利用する人が多いです。

御自身でバイクをBASのデポに持ち込んだり、トランポで運べる環境なら別料金もらって運んでもいいのですが、私はそれも面倒だったので入札者の条件を「引き取りに来てくれる方」のみに限定しました。

実際の引き渡しは、主に自分の家の近くの公園など目印になる場所を指定して引き取りに来てもらい、当人同士で現車の引き渡しを行っています。

主に落札者の方がハイエースや軽トラックに載せて持って帰っていました。

落札後に記載内容以外の要求をされる場合

整備士くん
マナー違反者やクレーマーは一定数います。

落札した後の取引連絡で、説明文には対応出来ないと記載してあるのに「やっぱり〇〇は対応出来ますか?」とか聞いてくるマナー違反の落札者がいます。

出来ないと説明文に記載してあるのに落札後に落札者の都合を押しつけてくる場合があります。

例をあげると

☑代金の支払いは分割にしてほしい

☑支払いは一カ月後になるのでそれまで待ってほしい

☑自分のバイクの○○と交換してほしい

などです。

ほんとにそんな人いるの?と思うような内容ですがそんな人がいるんですよ。

そんな落札者はモラルの無い人間ですし、ルール違反にもなります。

モラルの無い人と取引を進めてもトラブルのもとになるので入札者都合で取り消してさっさと次の落札者に連絡しましょう。

予防策としては商品説明欄に

〝落札後に記載内容の取引に応じれない場合や落札者の都合で条件の変更を要望される方は落札者都合で取り消しを行います〟

などの明記をして置いて下さい。

まとめ

いかがでしょう。オークションでバイク売るって結構大変ですし時間も掛かってしまいます。
オークションの場合はこのほかにも書類関係の準備、名義変更の手続きなど様々の事を自分で行わなければなりません。

この面倒な作業時間をオークションの出品準備や後処理に割くのであれば、バイクが高く売れる具体的な方法を試してみてはいかがでしょう。

業者さん同士で買取価格を競ってくれるので自然と買取価格が市場の相場の上限額で買い取ってくれます。

しかも名義変更は代わりにやってくれるし、バイクは引き取りに来てくれるし、時間も1時間以内で終わります。

ヤフオクでバイクを売ろうと思った方も一度はバイクが高く売れる具体的な方法試してみてはいかでしょう?

詳しくは⇩